2008年03月02日

Blu-ray Disc:バックアップ用にも最適(大容量、長期保証、互換性)

次世代DVDは Blu-ray Disc方式で統一(2008年2月、東芝HD-DVD撤退)
 Blu-ray Disc は大容量のメリットに加えて、長期保存性に優れ、記録後のファイナライズも不要なので、映像記録メディアとしてだけでなく、データのバックアップ用としても大きな期待が持てる。

 昨年後半からBlu-ray方式が優勢となり、ワーナーブラザーズの寝返りで東芝はギブアップした。その経緯に関しては麻倉怜士さんの次の記事が参考になる。HD DVD、3つの敗因

 ところで、生き残ったBlu-rayDisc の詳細の記事を読むと、技術的なアドバンテージが分かるが、私は次のような点から判断してHD-DVDには勝ち目がないと親しい仲間には早くから話していた。

 つまり、世間では映画会社の動向が注目されていたが、本質は高信頼性で大容量記録メディアとしての優位性を比較すべきであること、具体的にはDVD-Rの延長では互換性も完全でなく、10年保証ではバックアップ用として不十分なのに対し、新規格で一本化されれば互換性も心配なく、公称100年保証、1枚で50GBの容量であれば、500GBのHDDに記録されたデータでも10枚でバックアップが録れるからこれならとりあえず安心できると・・・。

 テレビや新聞記事でこのような解説が見当たらないのは、マスコミが大企業である東芝に不利な情報を流すことを控えたのかも知れないが、企業の経営陣にも本質を見抜く目が欲しかった。
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2007年09月19日

(ADSL)電話回線の故障:IP電話OK、NTT回線不通

(ADSL)電話回線の故障:IP電話OK、NTT回線不通
ADSLでインターネットやIP電話は使えるのに、NTT回線番号の受信ができなくなった。以下その状況と修理の様子を記す。

2,3日前から受信不能(話中)が多発したらしく、家族から指摘を受けた。ADSLなので、発信はIP電話からになり、これはOKだったので気が付かなかった。

IP電話の番号なら受信OK、113, 116, 117 発信不能。
インターネットはOK。
古い電話機も使っているので、電池交換などしてみたがダメ。
モデムから外して引込み線のジャックに直結してもNG。


ケータイで故障調査担当の (0120-444-)113 に連絡し、指示に従って操作して調べた結果、原因は外部にあるらしいことが判明。
数時間後、NTTから担当者が来て調べたところ、引込み線までの電話ケーブルに不具合があることが判り、電柱に登ってスペアケーブルに切り替えた。


原因は台風の影響でケーブルのカバーがずれて、どこかが切れかかっていたらしいのだが、それを調べていると時間が掛かるのでスペアケーブルを使ったとのこと。

インターネットやIP電話がOKなのに、NTT回線がNGになるのはADSLのパワーが強く、ケーブルに多少不具合があっても繋がっていたらしい。
外部の故障なので、無償修理。


ということで、1件落着したのだが、インターネットOKで、NTT回線NGの不具合は初めてで、まさか電話ケーブルに原因があったとは気がつかず、モデムも含めて電話まわりをいろいろ調べたのが無駄になった。

(参考情報)

電話113番の世界〜世界初の珍事件−電話故障の犯人がクマゼミ!!

日々の暮らしの安心を支える通信

さるさる日記 - 日和見音楽是好日

(2007/09/03 電話故障)
昨日の台風は久々にすごかったです。 最近、上陸なかったですからね〜。 雨も風も強力。 ラジオの現場近くでは木が根元から折れ ... そんな1週間で驚きの出来事といえば、 「家の電話故障」 不在票が入っていて、ワイヤレス電話を取り上げ、プッシュ。 ...



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2007年09月17日

次世代デジタルカメラ:カシオのサイトより

次世代デジタルカメラ:カシオのサイトより
Cacio-future.jpg
上の写真をクリックしてハイスピード動画撮影のサンプルを見て欲しい。

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2007年09月13日

デジタル放送のコピー緩和:「コピー10」の解説記事

デジタル放送のコピー緩和:「コピー10」の解説記事

日経BPのWebSite:デジタルARENA に増田和夫氏が書いた次の記事は長文だが、コピー10 の詳細な解説だ。これを読めば、何ができるのかが分かる。


2007-9-5 「コピー10」でレコーダーはこう変わる

増田和夫のAVCエクスプローラー. コピー10(コピーワンス見直し策)の実施で、録画ライフはどう変わるのか──? 前回の記事でその実像が垣間見えてきたと思う。今回は、JEITA(社団法人 電子情報技術産業協会)の田胡修一氏に、レコーダーでの編集など ...
 キャッシュ - 関連ページ - メモをとる

2007-8-24 テレビ録画界の“憲法改正”!? 「コピー10」



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2007年07月16日

デジタル放送の複製緩和:コピーワンス ---> コピーテンス

1.最近のニュースは次の2つを読めば分かる。

コピーワンス緩和 視聴者利益を優先 普及機器対応が課題
産経新聞 - 2007年7月12日
複製を1回限りとする「コピーワンス」は、放送局や映画会社の強い意向で3年前に導入された。ただ、最初にHDD(ハードディスク駆動装置)レコーダーに録画した映像を移動(ムーブ)する際にDVDの記録に失敗し、HDD側も同時に消去されて映像を失うトラブルが続発 ...

コピーワンス」見直しは「コピー9回」へ
AV Watch - 2007年7月12日
地上デジタル放送のコピー制御ルールである「コピーワンス」を見直し、録画した1番組について、9回までのコピーを認める方針を確認した。 同委員会で、情報通信政策部会へ提出予定の中間答申の骨子案を発表。委員会の主査を努める慶応義塾大学の村井純教授が骨子案 ...


2.一般ユーザーのコメントとしては次の2つが分かりやすい。

2007-7-13
デジタル放送コピーワンス緩和、10回まで録画可能。だが不便は残る


ほぼ1年前の記事(2006-7-30)
見直し始まった「コピーワンス」-不便なデジタル放送は果たして解消されるのか


3.これからどうなる?
 
(1)今販売されているDVDレコーダーでは対応できないらしい。
 (2)アメリカ、フランス、韓国などではコピーフリー
 (3)「コピーワンス解除」で検索すれば対応策はいろいろあるみたい・・・

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2007年05月01日

宇宙の話題:「かに星雲」と「すばる望遠鏡」

かに星雲 - Wikipedia より

かに星雲 (M 1, NGC 1952) はおうし座にある超新星残骸で、地球か らの距離はおよそ7000光年。現在も膨張を続けており、中心部にはかにパルサーと呼ばれるパルサーの存在が確認されている。

1054年に 出現した超新星(SN 1054)は、中国の記録宋史天 文志に客星(突然現れた明るい星)として記され、仁宗の治世である至和元 年五月己丑(1054年7月4日)に現れ嘉祐元 年三月辛未(1056 年4月5日)に消失したとある。日本でも、藤原定家が自身の日記『明月記』に記録している。


Crab_Nebula.jpg
クリックで拡大(2224×2212)

すばる望遠鏡 - Wikipedia より


実際の開発計画の始まりは1980年代野辺山宇宙電波観測所の建設開始時に遡る科研費を用いた調査研究に数年を要し、基本計画は1980年代の終わりに完成した。コンセプト及び基本技術要件を元にした試算によると、計画実現のための日本国民1人当りの負担額は当時の水準で喫茶店のコーヒー1.2杯分に相当するとされた。

 3年以上に渡る各地での講演会や日本天文学会等での説明を経て、1991年に 政府予算が認められ本計画がスタートした。なお、説明を担当したのは国立天文台の小平桂一名誉教授、海部宣男名誉教授、古在由秀名誉教授の3名である。古在名誉教授がIAU会長就 任時に国際公約とし、政府予算が認められた。

大型望遠鏡及びその付帯設備のプロジェクトマネジメントが可能なメーカーを調査したところ、三菱電機ニコンパーキンエルマーが残ることになった。最終的に、基本設計及び開発設計は東京大学附属宇宙線研究所東京大学附属原子核研究所東京大学附属東京天文台にて行い、その設計資料を基に技術開発及びプロジェクトマネ ジメントを三菱電機が請け負った。

すばるギャラリーには1999年から現在 まで撮影した高解像度の宇宙の写真が50点ほど載っており、それらをクリックすると解説記事も読むことができます。

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2007年04月27日

面白い氷の物性:インターネット講座2004(大阪市立大学)より転載

大学では一般市民を対象にした公開講座がいろいろな形で行われていますが、大阪市立大学ではインターネット講座を開設しています。2004年は宇宙から素粒子へという少し難しいテーマでしたが、その中のサブテーマの一つに氷の物性というのがありました。具体的には次の3項目です。詳しくはそれぞれの項目をクリックしてご覧いただくとして、私の興味を引いた写真を引用させていただき、その解説の一部を転載させていただきました。 

第5回 水と氷 (9月)

第6回 氷の多様性 (10月)

第7回 雪の結晶 (11月)

4C.jpg hydrate_flame.jpg
(写真左)水の密度は4℃で最大になる
氷は水より軽い、水の密度は4℃で最大になるという事実は、生物にとって重大な意義があります。このために、湖は底か らではなく表面から凍結し、完全凍結による湖底に生息する生物の死滅を防いでいます。地上は氷点下でも、湖の底には約4℃の重く暖かい水が沈んでいます。 水と氷のこのような特異性のおかげで、生物は寒い地域でも冬が越せ、氷河期にも生き延びられた一因でしょう。図に魔法瓶を使って表面凍結した湖をモデル 実験で再現しました。

(写真右)燃える氷
新しいエネルギー源として「メタンハイドレート」といわれる、日本近海の海底に眠る大量の物質が注目を集めています。こ れはメタンなどが低温・高圧下で氷の中に詰め込まれ、シャーベット状になったものです。火を付けると、まるで氷が燃えているように見えるので、「燃える 氷」とも呼ばれます。

SnowLibbrecht1.jpg
今日では誰でも、雪の結晶は上図のように美しい六方対称形であることを知っています。 氷も雪もH2Oの固体であり、H2O分子が規則的に配列した結晶です。 大気圧下では、結晶構造は六方晶型になることが、巨視的結晶が六方対称になる理由です。同じ結晶にもかかわらず、2つの呼び方がありますが、水蒸気が昇 華・凝結したものを雪と呼び、水が凝固したものを氷と呼んで、区別することもあります。

DendriteSimulation1.jpg
雪の結晶の成長シミュレーション
水蒸気の供給量(過飽和度)が大きくなると、多面体の角のとがった部分に水蒸気が優先的に流れ込みます。丸い結晶では水 蒸気の拡散は等方的で一様ですが、出っ張りがあるとそこに流れが集中し、優先的に成長します。その結果、多面体が維持できなくなり、角から枝が伸びるた め、樹枝またはさやのような形なります。1気圧の大気中を約1/1000気圧の水蒸気が拡散するために生じる効果であり、空気を除いた真空中では過飽和度 が増しても多面体のまま成長します。水蒸気の拡散効果を考慮して、計算機で結晶形の時間発展を追跡したシミュレーションを図に示します。中心にある直径 0.1mmの過冷却水滴が凍結した瞬間(0秒)から、その後の成長形の時間変化を重ねたものです。34%の過飽和度では、まず成長速度の六方異方性のため に六角形になり、次に角の部分が卓越して伸びます。このように過飽和度が大きいと、樹枝状に急速に成長していきますが、過飽和度が小さいと、六角形を維持 してゆっくりと成長します。これは‐15℃付近を想定した計算結果ですが、中谷ダイアグラムをよく説明しています。

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2007年04月26日

「宇宙最大のなぞ:ダークエネルギー」とは?

ダークエネルギー (dark energy) とは、宇宙全体に広がって負の圧力を持ち、実質的に「反発する重力」としての効果を及ぼしている仮想的なエネルギーである。・・・と言われても一般の人には何のことか分からない。

東大ビッ グバンセンター[(旧)初期宇宙研究センター]では宇宙に関する研究を行っていて、時々講演会を行う。昨年の暮(2006-12-22)に行われたRESCEUシンポジウム第一回「宇宙最大のなぞ:ダークエネルギー」の資料を見たら、宇宙に関する最近の研究成果を面白くまとめてあったので、興味のある方のために紹介しておこう。PDFファイルで50ページ以上あるが、とても綺麗なので見るだけでも楽しくなる。

K02M.jpg

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2007年03月12日

超新星1987A の最新映像、ハッブル宇宙望遠鏡で撮影

普段はあまりニュースにならない宇宙での天体ショーの一つを紹介しましょう。地上にある望遠鏡では見られないリング状に輝く美しい写真です。

ハッブル宇宙望遠鏡Hubble Space TelescopeHST)と呼ばれる地上約600km上空の軌道上を周回する宇宙望遠鏡で撮影された超新星1987A の最新映像です。

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2006年02月12日

「脳」整理法 -- セレンディピティ -- 心と時間にゆとりを!

 何かを期待して調べたり行動していると、想定外のことが起こり、そちらの方に興味が移ってしまうことがよくある。そのきっかけが偶然であっても、それを育てていけば予期しなかった収穫が得られることがある。このような現象を「セレンディピティ(serendipity)」と呼ぶらしい。

 このブログを書くきっかけになったのは、最近テレビや著作で人気が出てきた脳科学者の茂木健一郎さんが書いた“「脳」整理法”である。この本を読むと、生活知とか世界知、偶有性などのキーワードが出てくる。後半には「セレンディピティ」という言葉も登場し、論理のつみ重ねで生まれる科学的知見とは異なった偶然がきっかけで生まれる大きな知見が歴史的に見ても多くあると紹介している。

 この偶然を生かすかどうかは、脳の働きと関係があり、ある程度意識的に考えて行動すれば、必然に近づけることができる(のではないか)というのがこの本のひとつのポイントである。ブログを書くようになってから、本も読みっぱなしでなく興味を覚えた時は、自分自身のメモとして残すようにしているが、今回はセレンディピティについてウェブで調べたら、「果報は寝て待て・・・セレンディピティのすすめ」という記事が見つかった。読み始めてみるとなかなか面白いので、誰が書いているのかと思い、ウェブを遡っていったら、「言語学のお散歩」にぶち当たった。金川欣二さんという言語学の先生のページで、近々「おいしい日本語」という本を出すらしい。

 茂木健一郎さんのお陰で、セレンディピティが心の持ち方次第で偶然を必然に近づけられることを知り、少し視野を広げたら金川欣二先生のウェブサイトを見つけた。本を読むまでは予期しなかったことだが、これもセレンディピティといえるのだろう。「言語学のお散歩」は長文だが読みやすく参考になるサイトの一つである。ちなみに、セレンディピティ(serendipity)の反対語は japanity だとか・・・他人のやったことについていくとか、誰もがやっていることを追いかけて、必然のところで何かを見出すテクニック。

CIMG6322N.jpg
神代植物園にて (2006-2-11)
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2006年01月09日

ディープ・インパクト(Deep Impact) あれこれ と jiten.com の紹介

 2005年、日本の競馬界はディープ・インパクトの出現で沸きに沸いたが、宇宙ではディープ・インパクトという名前の彗星探査機が2005年7月4日に、テンペル第1彗星という彗星に接近し、銅の弾丸を撃ち込んだ。事典ドットコム(http://jiten.com/) で、Deep Impact を検索すると、 「2005年の宇宙イメージ」 “NASAのJPL(Jet Propulsion Laboratory)研究所は2005年12月29日に、2005年の宇宙イメージ画像「The Year in Images: JPL 2005」を映像で公開した。” というサイトが見つかる。

20051230-2005image.jpg

20051230-deepimpacts.jpg


この Website には、昨年(2005)1年間の注目すべき宇宙現象がダイジェストで載っている。その中に、Deep Impact の情報が含まれているのだが、他の記事も面白いので時間のある方は覗いてみるとよい。なお、今回の検索に使用した 事典ドットコム(http://jiten.com/) はマルチメディアとインターネットに関する事典だが、他では得られない情報が満載で、一度は試してみる価値がある。
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2005年07月28日

Space Shuttle Discovery 関連の写真紹介

 スペースシャトル「ディスカバリー」の打ち上げに成功ニュース(7/26 日本時間 23:39)と共に耐熱タイルの脱落など心配なトラブルが起きているが、ここでは NASA のウェブサイトにあるDiscovery関連の写真から次の2枚を紹介しよう。

 一般のウェブサイトと違って、撮影したオリジナル(またはそれに近いもの)とウェブサイト上で見やすいサイズの2種類を載せているのが特徴で、日本でもデジカメメーカーのサイトを見ると、撮影画像サンプルが紹介されているが、同じような手法で2段階に選択できるケースが多くなってきている。これからは一般の人もただ単にスモールサイズの写真を添付するだけでなく、オリジナル写真も添付するケースが増えてくるように思う。

http://www.nasa.gov//returntoflight/multimedia/launchday2_gallery.html

discovery1.jpg
+ Large Image (3008 x 2000, 300 ppi)
+ Medium Image (722 x 480, 72 ppi)
+ Small Image (361 x 240, 72 ppi)
Huge mounds of smoke and steam flow upward as Space Shuttle Discovery lifts off at 10:39 a.m. EDT on the historic Return to Flight mission STS-114.

discovery2.jpg
A nighttime panorama of early morning launch day activities at Kennedy Space Center, Fla. 
+ Click for larger image


1枚目の写真は Nikon D100(一眼レフ、30万円)で撮ったもので、Large Image をクリックしてダウンロードしてみれば分かる。エクスプローラ上でロケットの部分に注目してズームアップしてみれば、その解像度の良さが実感できる。

2枚目の超パノラマ写真は larger image をクリックしてダウンロードし、100インチ位のディスプレーで見たらさぞ素晴らしいことだろう!
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2005年07月22日

デジカメ技術の進歩がもたらす撮影テクニックの変化と効用

 デジカメ技術の進歩は止まるところを知らない。プロや一部のマニアが使う高価なデジカメは別として、一般ユーザーが購入できる5万円前後のデジカメでも、画素数は500万を超え、手振れ防止機能も充実し、動画なども相当のレベルで簡単に撮れるようになった。録音機能も付加され、ICレコーダの代わりにもなる。

 前回のブログで月下美人の写真を載せたところ、多くの友人から反響があった。素人の私なりに考えると、花はマクロモードで撮るのが良いとされているから、それにこだわると夜の花は暗くて撮れない。フラッシュを使えばマクロでは被写体が近すぎて映像が飛んでしまう。照明を工夫してきちんと撮ればよいのだが、面倒だ。少し考えてみれば、最近のカメラは解像度が上がっているので何もマクロにこだわらなくても結構きれいに撮れる。少し離れればフラッシュも使える。それにズームを効かせれば、結構アップになる。あとでトリミングすれば、まあまあの仕上がりになる。500万画素以上は素人にはオーバースペックだとの意見もあるが、使い方によっては大いに役立つ事例だ。

 新聞記事などもスキャナーを使わなくても実用上は遜色ないレベルで撮れる。機動性ではデジカメの方が勝るから、図書館などでちょっとした情報などをコピーするのであれば、図書館にあるコピーマシンで1枚10円を払うことなく、デジカメで事足りる。ただ、ピント合わせには慣れが必要だ。

 考えてみればコピーマシンがまだなかった40数年前までは、手書きで書き写すか、カメラで撮り、印画紙にプリントするのがスマートな複写法であった。若い頃、大学の研究室にお世話になっていた時期があったが、先生や先輩からの指示で学術論文のコピーをとるために図書館にカメラを持ち込み、撮影したものを研究室の暗室でフィルム現像し、A4サイズの印画紙に焼き付ける作業をしていたのも懐かしい思い出だ。その頃は現像液や定着液も自分で作り、いっぱしの写真屋まがいの仕事をしていた。

 半世紀経った今は、誰でもその気になれば簡単にできるようになったことを考えると、大きな進歩ではあるが、基本原理は変わっていない。ただ、短時間で自分自身で簡単にできるようになったことは素晴らしいことであり、その結果を瞬時に遠方の友人にリアルに伝えることが可能になったのは当時は考えられなかった夢のような話でもある。

 
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2005年07月02日

核融合反応に想う

前回、ITER(イーター:国際熱核融合実験炉)の建設地が仏・カダラッシュに決定したニュースの記事を紹介したが、この原点である核融合反応に関連して少し感想を述べたいと思う。この反応はミニ太陽を地球上に作り、クリーンなエネルギーを得ようとする考えで、原理そのものは高校の物理の教科書に書いてある程度のシンプルなレベルである。

直感的に分かりやすいイラストが日本原子力研究所の関連ウェブサイトにあったので、それらの中から3枚を転載しよう。

whatfu-q1.gif

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つまり、水素の仲間を太陽の温度(1億度)で反応させると、ヘリウムができるのだが、その際大きなエネルギーが発生する。それを使って発電させるだけのカラクリである。このシステムのメリットは、現在行われている原子力発電(核分裂反応の応用)と違って、放射性廃棄物は出ないし、反応そのものが暴走しないタイプなので、安全性の点ではベストに近い。ただ、実用化するには周辺技術の開発を含めて、膨大な予算と100年の期間が必要とされており、全世界の協力が必要となる。

科学技術は世界中の平和と文化発展に貢献し、人類をより幸福にするために役立つ筈であったが、歴史を振り返ればわかるように必ずしもそうでないケースも多くあった。また、扱いを誤ると悪意がなくても多大な損害を被る場合もあり、事故の増加、環境破壊、温暖化など本来意図しなかった弊害が続出している。

つい2ヶ月ほど前に起きたJR脱線事故にしてもいろいろな原因が考えられるが、結果としてスピードの出し過ぎが直接原因であることは疑う余地はない。最新型のATSを設置してスピード制御を行う対策を採っているようだが、基本的にスピードが出ないように設計するのがより安全な対策であろう。カーブに近づいたら自動的に減速する設計にすればよい。これは自動車も同じことである。飛行機は悪条件が重なれば墜落する乗り物であることは子供でも分かる。

これから使用量が急増するクーラーにしても室内は快適になるが、外の温度は高くなるので、トータルでは地球の気温は高くなっていく。このまま続けば二酸化炭素の増大による地球温暖化に輪をかけて都市部では大変なことになる。

最近、信号のない横断歩道で立って待っていても教習所の車以外はほとんど止まらない。道路交通法では停止することになっているのにそれを知っていてもドライバーは無視する。これは科学技術の問題ではないが、いろいろな事故が起こる心理的な誘因の身近な例であり、正しい科学技術の発展と共に、適切な措置を考えることがより重要になってきているように思う。
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2005年06月29日

ITER(イーター:国際熱核融合実験炉)の建設地、仏・カダラッシュに決定(2005-6-28)

 太陽で起きている核融合反応を人工的に起こし、新しいエネルギー源を開発する国際熱核融合実験炉計画に参加する6か国・地域の閣僚級会合が6月28日、モスクワで開かれ、ITER本体の建設地がフランスのカダラッシュに決定した。

 テレビ、新聞などで相当大きな扱いをしているので、皆さんもご存知のニュースですが、その意味に関しては意外と知られていないような気がします。簡単に説明すれば、次のようになります。岡野邦彦先生(東京大学大学院 先端エネルギー工学専攻)のウェブサイトから引用させていただきました。要は50年後に実用化されるかもしれない夢のエネルギー源に関する研究、開発が世界的プロジェクトで進行している話です。中高年の方はその恩恵に浴することはできませんが、子孫のためにもサポートしましょう。
 
 以下は岡野邦彦先生のウェブサイトからその一部を転載させていただいたものです。

 核融合炉は、現在の原子炉のような高レベル核廃棄物を出さない人類究極のエネルギー源。最近ナトリウム漏れで有名になってしまった「もんじゅ」のようなプルトニウムの核分裂を使う高速増殖炉と、太陽の中の反応と同様に水素やヘリウムを燃やす核融合炉とを混同している方も意外に多いのですが、これらはまったく別のものです。核融合に興味をお持ちいただけた方には、こちらに簡単に解説してあります。

fusion3.gif


核融合とは

 核融合とは、21世紀半ばの実用化を目標に世界的に開発が進んでいる新しいエネルギーです。最近ナトリウム漏れを起して皮肉な形で有名になってしまった「高速増殖炉」と「核融合炉」を混同している方も時々いらっしゃるのですが、これらはまったく別のもの。太陽はもちろん、宇宙に輝くすべての天体は、水素、ヘリウムなどの核融合エネルギーで輝いています。核融合炉は、現在の原子炉のような高レベル核廃棄物を出さない人類究極のエネルギー源。核融合炉ができれば、核拡散問題からも、使用済み核燃料からの高レベル放射性廃棄物からも、開放されるでしょう。但し実用化にはまだまだ時間がかかります。しかし、「地上に太陽を!」という夢は、きっといつか実現するでしょう。

 高速増殖炉は、今動いている原子力発電炉と同様、核分裂を使う原子炉で、プルトニウムが燃料。まもなく実用化されるレベルにあります。核分裂では、分裂後は色々な元素ができます。何が出来るか分からないところが欠点です。つまり、その中には強い放射性の元素もあります。ウランやプルトニウムに中性子が当たると超ウラン元素というものもできます。これも非常に強い放射性元素です。これらが使用済核燃料からの高レベル放射性廃棄物となり、長期(数万年)に渡る安全な管理が必要になります。

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2005年06月21日

空を青く染める火星の日没

火星探査車オポチュニティー、空を青く染める火星の日没を撮影

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