2005年06月08日

人口減少は既に始まっている! (男女別に層別すれば、男は 2004年がピーク)

 人口問題関係の統計資料は国立社会保障・人口問題研究所のウェブサイトに膨大なデータがある。
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 ここ1,2ヶ月、日本人の人口減少に関するニュースが目につくが、出生率が予想を下回り、がんによる死亡者数や自殺者の増加などネガティブな要因が重なり、関連部門は効果的な対応策に苦慮している。

 ところで、次のデータを見て欲しい。これは上記サイトの中にある一般人口統計 −人口統計資料集(2005年版)−からここ10年間のデータを抽出したものである。

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 総人口では 2006年がピークで、その後は減少モードに入り、50年後には1億人位になるのではないかと予想されている。男女別にみると、男は2004年がピークで、もう既に減少し始めている。女は5年ほど遅れて2009年がピークになると予想されている。生まれる時は男の方が5%ほど多いが、50歳になる頃にはほぼ同数になり、累積(トータル)では現在95%、2050年には男女比率が90%を割る見込みである。

 高齢者の社会保障ひとつ考えてみても、特養などの老人ホーム入居者は圧倒的に女性が多いし、男性は若い内からせっせと保険料や税金を納めてもその見返りは少ないと考えるのはエゴなのだろうか? それはともかくとして、問題解決に当たってデータを調べる際、層別(今回の例では男女別)して対策を考えるのは初歩的なQC手法のひとつであるが、そのようなアプローチが新聞やテレビ報道にあまり見当たらないのは不思議だ。基礎データそのものは男女別に限らず冒頭に挙げた人口問題研究所のデータベースに溢れているのに、有効活用されていない。
posted by Pegasus at 14:10| Comment(3) | TrackBack(1) | 人口問題