2007年06月05日

死亡率トップの肺がん対策:新しい検診法(CTスキャン)と最新治療

死亡率トップの肺がん対策:新しい検診法(CTスキャン)と最新治療
(2007年)5月前半、讀賣新聞に連載された「医療ルネッサンス」は「肺がん」特集だった。これらの情報は新聞以外に、YOMIURI ONLINE の医療コーナーにある「病院の実力」肺がん手術 「胸腔鏡」4割 (2007年5月7日)や「医療ルネッサンス」にも数日遅れで転載されている。
また、「動画」コーナーにある医療ルネサンスTVにも紹介されている。
2007.6.17 発行の「読売ウィークリー」にも 8ページの特集記事が組まれ、こちらは新聞記事より分かりやすい編集になっている。

死亡率がトップになってしまう原因は、肺がんが見つかった時点で手術しても転移による再発率が高く、手遅れになってしまうからだ。通常の検診は胸部レントゲン撮影で行われるが、この方法で早期発見できたとしても 5年生存率が80%程度で、検診法としては不十分である。

最近注目を浴びているのが「胸部ヘリカルCTスキャン」による検診だ。これなら通常のレントゲン撮影では発見できない数ミリサイズの肺がんが検出できるので、早期治療を行えば転移のリスクも少なくなる。

では、見つかったらどのような治療を受けるのが望ましいのか?
上に紹介した記事には一般的な手術以外にダメージの少ない治療法が具体的に詳しく解説されている。最終的には自分(患者)自身が選択するのだが、病院によって勧める治療法が異なるようなので、迷いが生じる。

判断基準を挙げてみると、
1.早く治り、後遺症が少ないこと(入院日数、治療後の痛み、副作用)
2.転移のリスクが少ないこと(リンパ節の切除)
3.手術の場合は、麻酔技術や万一大量出血した際の対応ができること
手術は怖いので心理的に避けたくなるが、最新治療では1週間以内に退院できるし、痛みも個人差があると思うが、痛み止めの薬などで対応できるようだ。胸腔鏡手術の方が素人目にはベターのような感じがするが、オーソドックスな開胸手術でも最近は4,5日で退院できるし、リンパ節の切除も完全にできるメリットがある。なお、筋肉も切断しないし、出血もごく僅かだ。

むしろ、手術そのものより、適切な麻酔や術後に心配な肺炎などの合併症対策が重要になる。このあたりは信頼できる病院を選ぶしかない。なお、手術を受けるにはそれに耐え得る体力がないとダメなので、日頃の健康管理が大切だ。ゴルフなども 1ヶ月経てばOKだ。

このように書けるのは、1月に手術した経験があるからで、そのあたりの様子は、下記を読んでいただけば分かる。

初期がんの診断と微小浸潤がんの話

最新の初期肺がん(10mm以下)手術、体験記

初期肺がんの手術は怖くない!




posted by Pegasus at 14:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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