2007年01月17日

最新の初期肺がん(10mm以下)手術、体験記


最新の初期肺がん手術事例

2年前、国立がんセンター内にある予防・検診研究センターで総合検診を受けた際、胸部CTスキャンで右上葉に数ミリサイズの結節が見つかり、経過観察となった。最近の検診で悪性の可能性が高いとの診断がなされ、中央病院でも診て貰ったところ、手術を勧められた。このブログはその体験記である。
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国立がんセンター中央病院18階談話室からの眺め(クリックで拡大)

CTスキャンだけでは、問題の結節が悪性腫瘍か否か断定できない。その部分からサンプリングして顕微鏡検査をしないと最終判定はできないが、肺の場合はサンプリングが難しい。細かい話は省略するが、手術をするが該当部分の顕微鏡検査で浸潤がなければ部分切除あるいは区分切除、浸潤が見られれば上葉切除することになった。なお、浸潤については一つ前のブログで触れたが、引用記事のスケッチは乳がんの例だそうで、肺は組織が薄く、規定膜が1層しかないので、浸潤が見られた場合には転移のリスクが他のがんに比べて高いとのことです。

手術時間は3時間弱、脇の下を筋肉や肋骨にはダメージを与えない方法で約15cm 切る。出血は殆どない。麻酔は硬膜外麻酔と全身麻酔。リスクは手術そのものより、術後の合併症が怖い。回復が順調であれば、手術の4日後には退院できる。

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18F 病室から日の出直後の北側の風景(クリックで拡大)

翌日には歩行訓練開始、肺機能の回復には歩くのがベストとのこと。昼食から普通食、痛みは鎮痛剤使用で対応、個人差があるようだが数日から1ヶ月で治まるらしい。手術当日の夜は自分では寝返りを打てないので看護師に助けてもらう。翌日はベッドを起こしながら座り、位置をずらすなど工夫して体位を変える。歩行訓練は毎日2,3回病院内の廊下を数周した。

予定通り術後4日目に退院し、晴れた日は毎日散歩に努めている。

posted by Pegasus at 13:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 健康
この記事へのコメント
先日のパソコンクラブで梅木さんの件を佐藤さんから聞きました。びっくりしました。プログを見て品質管理ではなく健康管理がさすがだと思いました。でもここでも品質管理の原理が生かされていますね。これからお互いに予防管理に勤めることにしましょう。
それにしても現代の医療技術の進歩はすざましいものがありますね。またいろいろと教えてください。
Posted by 千年原 宗光 at 2007年01月19日 22:09
突然のコメントで失礼します。東京新聞で生活面(主に健康のページ)の担当記者をしている杉戸祐子と申します。昨年秋から、がんについての連載を書いており、近く、肺がんを詳しく取り上げたいと考えております。その中で、最新の診断と治療に焦点を絞った記事を考えており、ぜひご体験をお聞かせいただければ−と書き込みをさせていただきました。
突然のお願いで驚いて、あるいは不審に思っておられるかと存じます。内容をもっと詳しくお伝えできれば−と思いますが、他に手段が見つかりませんので、大変恐縮ですが、上記までメールを頂戴できませんでしょうか。厚かましいお願いで心苦しいのですが。。。どうぞよろしくお願い申し上げます。
Posted by 東京新聞の杉戸祐子と申します at 2007年06月08日 13:14
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