2007年01月08日

初期がんの診断と微小浸潤がんの話

初期がんの診断と微小浸潤がんの話

わが国では、国民の3人に1人ががんで亡くなっており、がんの予防は健康対策の中でも最重要課題と言えます。悪いことに、
自覚症状が出てからのがん治療は手遅れになるケースが多く、 一般に定期的な検診による早期発見が治療効果を高めると言われています。特に肺がんの場合は胸部]線撮影では初期がんの発見が難しく、ヘリカルCTスキャンによる検査が有効であるとの情報が多くなってきました。

では初期がんとはどのレベルを指すのでしょうか? 専門的には “微小浸潤がん” と呼ぶようですが、ウェブサイトで 調べても詳しい資料は見当たりません。“がん” と “癌” の区別があるようなので、“微小浸潤癌” で検索すると素人わかりのする解説が見つかります。このサイトは医者が書いたものではなく、ある女性細胞検査士のページなのですが、良悪性を区別するのは? のページと併せて読むと参考になります。

 ところで、初期がんが見つかったら直ぐに治療すべきか否かについては いろいろと意見があるようですが、内視鏡で明らかにがんと分かる場合などは別として、医者の見解を聞いた上で自分の責任で決めるのが現在の基準のようです。

肺がんでは、疑わしい結節が見つかってもその部分をサンプリングすることが難しいケースが多く、間接的な情報で判断せざるを得ない場合があります。つまりしばらく様子を見てもよいのか、その間に転移してしまったら取り返しがつかなくなるのか、医者にも判断できかねるグレーなケースがあるとのことです。 いずれにしても早期発見が重要であることには異論がないので、検出精度の高い検査法で定期健診を受けることが必要になります。
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国立がんセンターの中にある「 がん予防・検診研究センター」では、3年前から新しい検診法の研究を開始し、受診者の募集を始めました。まだデータが少なく検診の標準にはなっていませんが、科学的により精度が高いと言われているCTスキャン、内視鏡、PET などをメインにした検査法を用いて毎年5000人規模で長期間にわたり追跡調査を行うようです。受診者個人にとっても早期発見に繋がればメリットがあるし、プロジェクト全体としてみれば、新しい検診法の有意性を統計的に確認できるわけですから、国民にとっても望ましいことです。ただ、受診者の負担も大きい(PETなしでも10万円弱)のが気になりますが・・・。
posted by Pegasus at 10:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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