2006年01月27日

ライブドア事件 --> 市場原理主義 --> 惻隠の情

 ライブドア事件は単なる経済界の問題でなく、国民の多くが注目して推移を見守ると共に、多くの課題を感じている。讀賣新聞は(2006年)1月25日から有識者による「ライブドア事件を語る」シリーズを開始した。初回は藤原正彦氏が市場原理主義の問題点を指摘し、日本の良さであった「惻隠の情」が無くなったことを憂えている。当日の夕刊には次のような記事が載った。

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ところで、記事の引用や転載は市場原理主義による強者の権利を楯にとって禁止しているケースが見受けられるが、自ら文化の発展を阻害していることも多く、惻隠の情を以ってすればフレキシブルに対応するのが適切であろう。

市場原理主義に関しては、◆ 臥龍通信 第125号(2005.10.06発行) ◆市場原理主義と小さな政府を読むと、小泉内閣の政策の根源であり、前回の総選挙で多くの国民が支持した経緯がある。つまりこの背景に潜む問題点に気付かずに投票した国民が多くいたことになるが、野党にも適切な指摘を怠った責任がある。なお「臥龍通信」には靖国神社問題やBSE問題などに関しても一読の価値がある記事が載っている。

 いつもビーンボール、隠し球、敬遠、振り逃げありの野球をやっていたら行く末はどうなるか誰でもわかるであろう。

posted by Pegasus at 22:45| Comment(2) | TrackBack(1) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
梅木さん 何時も、大変参考になる情報有難うございます。ライブドア事件は正しく戦後の我々社会通念を問いただす物で、ホリエモン一人を貢ぎ物にして一件落着は許せません。
 藤原さんの「国家の品格」はすぐ購入、読みました。断っておきますが私個人の品格は全くないガサツ者です。ですが戦中育ちですから心の中には「国家の品格」が明確に存在します。そこで読後感として「こんなことなら俺にも書ける」だったのです。
 そして更に今の若者に読ませてもどれほどの理解と共感が得られるかなと考えました。
 国家の品格、私はその国の元首の言葉遣いに表れると考えます。
 口汚く相手をののしり、叫び又は恐喝して相手国を説得(説得は戦争の代用品)出来ると思っている連中に国家の品格を説明する事がこれからの世界平和のために重要ですね。

 江戸っ子は京女の品の良さに太刀打ち出来ないように、こればっかりは体験学習ですから、一度各国の元首を京都に呼んで品格国際会議を開くといいですね。
 勿論、品格ある夜のコースも勉強して貰います。
 先ずは御礼まで。      川崎利男

Posted by 川崎利男 at 2006年01月30日 05:08
国家の品とライブドア

いまさらながらライブドア事件が社会に与えた影響の大きさに驚きます。
国会では民主党が政治家との繋がりについて追求を始めました。
また、今週号の週刊誌はライブドアと沖縄の犯罪組織との闇について書いています。

私にはどれも隔靴掻痒で、大きな問題に触れないように遠回りしつつ誰かに遠慮をしているような印象で、面白くありません。
梅木さんが仰る「いつもビーンボール、隠し球、敬遠、振り逃げありの野球をやっていたら行く末はどうなるか」という部分、まったくその通りだと思います。

隔靴掻痒の一部分はマスコミにも責任があるような気がしてなりません。
選挙前・後の「小泉チルドレン」の大騒ぎも何か変でしたね。

私は先日、竹中議員がホリエモン擁立についてのコメントを求められた時、「あの選挙は郵政民営化を問うための選挙でしたから」とあっさり言っていたのが気になりました。とても品の無い発言だったと不愉快です。

「品」についての川海気鵑離灰瓮鵐箸任垢・「
「今の若者に読ませてもどれほどの理解と共感が得られるかなと考えました」
という部分ですが、今の若者でも理解力のある人はたくさんいます。仰るとおり、筆者の力不足と、説明に問題があるのではないかと思います。より説得力のある「品」の解説を読みたいものですね。

私は品のあるかないかはその人が他者をどれだけ思いやっているか、という一言に尽きると思っています。

京女のごとく、なるべく品のある生活を送りたいのですが、利益がからむとどうしても他を見る視線を失いがちですね。おばちゃんが品が無いのは客観的に自分を見る目が無いからで、私も気をつけます。
Posted by 鮎 at 2006年01月30日 12:34
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[Web] 読売新聞「ライブドア事件を語る」
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