| “デジカメムービーの基礎と簡単な編集” |
| デジカメは持っているけれどまだ動画(ムービー)を撮ったことのない方のための超簡単な解説です。撮る、再生する、編集する、インターネットで送る、外部メモリーにコピーする などのポイントを書いてみました。 1.デジカメでショートムービーを撮る:ムービー機能の概要 2.パソコンに移し、再生する:再生ソフトの話 3.不要な部分をカットし、圧縮する:編集ソフト(ムービーメーカー)を使用 4.インターネットで送る:メールに添付、オンラインストレージの利用 5.DVDやUSBメモリーにコピーして手渡す(郵送する) |
| ------------------------------------------------------------------------------------------------ (1)デジカメムービー機能の概要 撮影時間は当然メモリー容量に依存しますが、画質(サイズ、転送レート、フレームレート)、圧縮方法(フォーマットの種類)などで異なります。CASIO EX-Z750 の場合、1GBのSDカード使用で、標準-Nomal(サイズ:640×480、転送レート:2.1Mbit/秒、30フレーム/秒)のポジションで約1時間撮影できます。 このカメラにはゴルフのショットを撮るのに便利なショートムービーというのがあって、シャッターを押すと 4秒前から8秒間撮影でき、標準-Nomal で約2.3MB の容量を必要とします。後で述べるムービーメーカーで圧縮すれば容量は約半分になります。 (2)パソコンに移す方法と再生ソフトの話 デジカメ本体をUSB接続でパソコンに繋ぐか、SDカードを抜いてパソコンに挿入し、パソコンのHDDにコピーすればOKです。画像ファイル名をクリックすれば、通常は Windows Media Player が立ち上がり再生されます。ただし、ファイルの拡張子が .mov の場合(Panasonic Lumix など)は QuickTime Player が必要です。 使いやすい再生ソフトとしては、Portable VLC Media Player がお薦めです。これは音楽も再生できる優れもので、フォルダーをドラッグ&ドロップすれば、そこにある動画や音楽を連続で再生します。また、動画の再生中に、スナップショットも可能です。 (3)編集ソフト:とりあえずムービーメーカーを使ってみよう! 動画の編集ソフトは沢山ありますが、ここでは Windows のアクセサリーに入っているムー ビーメーカーをお薦めします。撮りっ放しでなく、頭とお尻を少しカットしたい場合が出てきますね。これはデジカメ内でもできますが、ソフトを使えば元の映像を残したまま自由にできます。また、圧縮してコンパクトにもできますし、複数の映像を繋いだり、コメントやBGMなども入れたりできます。 (4)インターネットで送るには?・・・ オンラインストレージを使う! 動画は容量が大きいので、メールに添付するのは10秒位が限界でしょう。画質やサイズを落とせばもう少し長くできますが、これでは満足できないでしょう。オンラインストレージで検索すれば、無料のサービスサイトが幾つか見つかりますが、ここでは有料(315円/月)のサイトを一つ紹介します。NTTCommunications が運営している cocoaギガストレージ は、1回100MB、最大2GBまで利用できます。動画でも 640×480 サイズで、10分程度まで送れます。 (追加情報)2008-2-22 マイクロソフトから Windows Live SkyDrive というサービスが開始されました。1ファイルあたり 50MB上限、トータルで 5GB まで無料で利用できます。 これは動画に限らず、メールには添付できないような大容量ファイルを送る方法として便利なので、これから普及するのではないかと思われます。他に、ブログを利用する方法もありますが、自分のブログサイトを持っていないとできません。ただし画像サイズを大きく表示させるにはちょっとしたテクニックが必要です。 (5)外部メモリーにコピーして手渡すか郵送する これは説明の必要がないでしょう! ただし、多くの人にコピーを作るのは時間が掛かるので不向きです。DVDにコピーするのも二通りあって、単純にファイルをコピーしたものは、パソコンがないと再生できません。DVDプレーヤーでも見られるようにするには、DVD作成ソフトが必要になります。家族や親しい友人とのやりとりなら、USBメモリーを使って往復させるのもいいでしょう。 ----------------------------------------------------------------------------------------------- |
2008年02月09日
デジカメムービーの基礎と簡単な編集
2008年02月01日
医療の質と検診の質:第9回 がんの予防と検診に関する講演会を聴いて
医療の質と検診の質(2008-1-31 第9回 がんの予防と検診に関する講演会)を聴いて次のようなことを感じた。
・・・ 数字の比較だけでは危険、いいことだけ書いてある治療法は危ない、客観的な判断基準として十分なものはまだ少ない、過剰診断に注意 ・・・ など。
医療の質(医療の質を理解するための基礎知識):東 尚弘先生
1.新聞などに載る数字だけを見て判断しないこと
例えば、ある病気に関する病院別の治癒率、死亡率などは分母の定義が病院ごとに異なるケースが多いので、数字だけの比較は適切とはいえない。
2.手術後の生存率(例えば5年生存率)はその病院の現在の実力とは限らない
5年前と現在では、医師や設備なども変わっている可能性があり、要注意
3.診療過程評価(適切な診療行為が行われているか)が重要
現在は患者自身が複数の病院を訪れて、診療方法を聴くなどして自分でその病院や医師が信頼できるか否か判断することが重要である。
なお、講演では触れなかったが、講演者の東 尚弘先生がJIM(2005/3)に投稿された外来における医療サービス評価 診療プロセス評価のすすめの文献も参考になりそうである。
検診の質(良質な検診とは?):佐川 元保先生
1.検診の有効性は生存率でなく死亡率の比較で判断するのが適切
いろいろなバイアスが掛かるので注意が必要、例えば検診で見つかった初期の病気を早期治療すれば生存率が長くなるのは当たり前で、それだけで検診の効果があったとは言えない。
2.検診によるリスクもあるので新しい検査法を妄信しないこと
肺がんCTスキャン、消化管の内視鏡カメラなどはまだ検診法としての有効性はデータの上では確認されていない。過剰診断や検査によるダメージも考慮する必要がある。医師との相談の上、自己責任で判断する段階である。
3.標準の検診法では手遅れになるリスクの大きい病気に対しては?
肺がんの早期発見に有効とされているCTスキャンは、まだ有効な検診法と認定されるデータはない。X線検査法で疑いが出た場合には精密検査として使用することが推奨されているが、高齢者の場合は、個人の判断でCTスキャンを最初から希望するのも選択肢のひとつになる。
それから、講演者の佐川元保先生が講演の中で祖父江班(現在の濱島班)の作成したがん検診のガイドラインを紹介していたが、昨秋の第48回日本肺癌学会総会(2007/11/8-9 名古屋)特別講演(肺癌の罹患率と死亡率の激減を目指して)は内容が充実していて一読に値する。
・・・ 数字の比較だけでは危険、いいことだけ書いてある治療法は危ない、客観的な判断基準として十分なものはまだ少ない、過剰診断に注意 ・・・ など。
医療の質(医療の質を理解するための基礎知識):東 尚弘先生
1.新聞などに載る数字だけを見て判断しないこと
例えば、ある病気に関する病院別の治癒率、死亡率などは分母の定義が病院ごとに異なるケースが多いので、数字だけの比較は適切とはいえない。
2.手術後の生存率(例えば5年生存率)はその病院の現在の実力とは限らない
5年前と現在では、医師や設備なども変わっている可能性があり、要注意
3.診療過程評価(適切な診療行為が行われているか)が重要
現在は患者自身が複数の病院を訪れて、診療方法を聴くなどして自分でその病院や医師が信頼できるか否か判断することが重要である。
なお、講演では触れなかったが、講演者の東 尚弘先生がJIM(2005/3)に投稿された外来における医療サービス評価 診療プロセス評価のすすめの文献も参考になりそうである。
検診の質(良質な検診とは?):佐川 元保先生
1.検診の有効性は生存率でなく死亡率の比較で判断するのが適切
いろいろなバイアスが掛かるので注意が必要、例えば検診で見つかった初期の病気を早期治療すれば生存率が長くなるのは当たり前で、それだけで検診の効果があったとは言えない。
2.検診によるリスクもあるので新しい検査法を妄信しないこと
肺がんCTスキャン、消化管の内視鏡カメラなどはまだ検診法としての有効性はデータの上では確認されていない。過剰診断や検査によるダメージも考慮する必要がある。医師との相談の上、自己責任で判断する段階である。
3.標準の検診法では手遅れになるリスクの大きい病気に対しては?
肺がんの早期発見に有効とされているCTスキャンは、まだ有効な検診法と認定されるデータはない。X線検査法で疑いが出た場合には精密検査として使用することが推奨されているが、高齢者の場合は、個人の判断でCTスキャンを最初から希望するのも選択肢のひとつになる。
それから、講演者の佐川元保先生が講演の中で祖父江班(現在の濱島班)の作成したがん検診のガイドラインを紹介していたが、昨秋の第48回日本肺癌学会総会(2007/11/8-9 名古屋)特別講演(肺癌の罹患率と死亡率の激減を目指して)は内容が充実していて一読に値する。